『範士が語る』豊村 東盛 範士
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『範士が語る』豊村 東盛 範士
八段合格への道標
「静と動の兼ね合いをうまく使わないといい立ち合いにはできない!」
範士とは以前から製品のPV等でご協力頂き、また錬成会館にて何度か稽古に参加させて頂いて鍛えて頂いた。
範士の剣道は気は強く、剣は柔らかい。
必死の気攻めも、剣攻めも全く通じないうえに、無理を承知で打って出てはなやされ、さばかれ、ぽこっ、ぱくっと頂戴する。
打った技は全て応じられ、行かなければすとーんと打たれる瞬間まで鮮明に記憶に残る。
謎は解けた。『気と肉体の反比例』!!!!!
この言葉が脳裏に焼き付いている。
強い気を出し、気迫充分になるほど体はリラックスするように使う。
リラックスから本当のパワーが生まれる。
どんな競技でも一流選手で肩に力が入っている人はいない。
先生はいつも飄々とし、掴みどころのない人だなあと思っていた。
『一生懸命やるってのは一種の才能だ。僕にはその才能が無いんだよ。だから難しく考えずにリラックスしてやるんだよ。ははは。』
八段審査受審の経験談・・・、真似できねえじゃん。
これが多くの人を引き付ける範士の大きな魅力なんだな~。
<GEN編集部 H>
『範士が語る』一覧はこちら
https://gen-universe.com/ja/article/32
豊村 東盛 範士が出場されている大会動画はこちらから
寛仁親王杯第4回剣道八段選抜大会