『範士が語る』髙橋 俊昭 範士

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『範士が語る』髙橋 俊昭 範士

八段合格への道標

「誰が来ても相手が出来る。それが八段の資格」

稽古会に行くと、多くの場合は八段の先生が元立ちをしてくださり、私たちが掛かっていく。稽古を待っているときに先生方の稽古を見学させて頂くと、長身、小柄、速い、力強い、といろいろな特徴を持った掛かり手が先生たちに見事に打たれて帰ってくる。もちろん私もその中の1人である。
髙橋範士が動画内で話してくださっている「誰が来ても相手が出来る。それが八段の資格」というのは日頃の稽古でも十分感じているが、改めて考えるとすごいことである。八段に限らず昇段審査は当日にならないと相手がわからないので、事前に対策をすることも難しい。どんな相手が来ても対応するためには、地力をつけることが重要かと思うが、それだけではなくより多くの方と稽古をする必要もあるのではないか。市町村規模、都道府県規模の稽古会だけでなく、広く集まる稽古会に参加し、より多くの剣風の方と稽古することも重要ではないかなと考えさせられた。

 


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