『範士が語る』尾方 正照 範士 第2部
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『範士が語る』尾方 正照 範士 第2部
八段合格への道標
「八段審査を受けるなら、覚悟を決めて稽古する!」
八段審査を56歳の時に初受審された尾方範士の語る「覚悟」とは一体どういうものなのか、筆者は聞かずにはいられなかった。そして、その覚悟に込めらた意味に自身のこれからを戒められる思いだった。
尾方範士は高段位審査で不合格となって帰ってきた方から相談を受けた時、「あなたはどこに返って稽古しようと思う?」と必ず質問するという。続けて、基本に返る、初心に返るとはどこまで返れるかであり、剣道に対する姿勢、向き合い方から見直すことだという。
皆さんは何と回答していただろうか?
二部では、主に審査に合格するための稽古、心構え、覚悟について語って頂いているが、高段位審査受審者のみならず、剣道家として何か忘れているものはないか、尾方範士の語る言葉から確認して頂きたい。
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https://gen-universe.com/ja/article/32