『範士が語る』田島 誠 範士 第3部
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『範士が語る』田島 誠 範士 第3部
八段合格への道標
「どれだけ人の為、社会の為になれるかが剣道の魅力である」
私たち剣道家は、何のために剣道を行っているのだろうか?健康の為、人格形成の為、昇段の為、試合で勝つ為、それぞれの理由があると思う。
田島範士は剣道の魅力を語る中で、試合の強さや大きな大会で審判をするなどではないと語りはじめた。
「学生を連れて、韓国へ行った。その時にはとても歓迎してくれた。中国の北京に行った時でも少し稽古をしただけだけど、みんな喜んでくれた。範士になったときには、北京から鹿児島まで来てくれた。」と語った。田島範士はこれらの経験から「剣道を通して世界中の多くの人とつながることが出来る。剣道を通して人が人を育てるのが剣道の文化である。」と感じたようだ。剣道をすることは自分の為だけではなく、いかに人の役に立てるかが田島範士の語る剣道の魅力だった。
私はこの田島範士の語る剣道の魅力を後身に伝えていくために少年少女への指導というものをもっと真剣に親身に行っていかないといけないと感じた。
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