今日から始めよう！剣道のためのトレーニング！

2021/01/01

「一年の計は元旦にあり」
日本にはこのようなことわざがあり、1月1日に新たな目標を立てる人が多い。例えば「昇段審査に合格」や「ライバルに勝つ」などである。目標達成のために、自宅や近くの公園でもできる剣道に有効なトレーニングを紹介する。

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「高倉式マジック」待望の第二弾!! こうすれば上手くなる! 創意工夫の富来剣道（2002年）
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一心一打実戦に即した中京剣道の稽古法(2006年)
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1.バスケットボールを使った素振りのフォームつくり

富来中学校（大分県）は、高倉聖史先生が考えたオリジナリティーあふれる稽古内容で、2年連続全国中学校剣道大会準優勝をはじめ、数々の大会で優秀な成績を収めていた。
独特な稽古メニューの中からバスケットボールを使用した素振りの稽古方法を紹介する。
高倉先生はバスケットボールのオーバーハンドパスの動きと、剣道の竹刀を振る動きが似ていることに着目。竹刀の代わりにバスケットボールを使うことで、力の抜けたきれいなフォームを体現することが出来る。後半では足さばきも取り入れ剣道の動きに限りなく近い動きを高倉先生自ら実演し解説する。

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2.下半身の強化を目的としたトレーニングと素振り

中京高等学校（岐阜県）は、全国高等学校剣道大会、全国高等学校選抜剣道大会での準優勝をはじめ、東海大会では優勝経験のある岐阜県の強豪校である。指導するのは田中信博先生。剣道の技術だけでなく「剣道を通じて何を学ぶか」を生徒自ら気づけるような指導をしている。
今回は中京高校の強さの秘訣である、下半身のトレーニングを紹介。剣道において下半身を強化することは、身体を安定させ、力強い打突につながる。踏み込み動作での下半身強化トレーニング、竹刀と足を連動させた動きが身に着くトレーニングを紹介。家の中や公園などでも行えるトレーニング内容だ。