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    掘り出し動画で比較!日本一 剣道家の過去VS現在 <Vol.1> 西村英久選手&竹ノ内佑也選手

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    東京・日本武道館で毎年秋に開催される全日本剣道選手権大会は剣道日本一を決める大会だ。今回の特集ではその「全日本剣道選手権大会」の覇者2名を取り上げる。学生時代と警察時代の試合動画を「GEN」アーカイブからピックアップしたので、強豪選手たちの若い頃からの技術・精神面の強さに注目しながらぜひ見てほしい。

     

    Vol.1に登場する選手!

    ■史上三人目の快挙!全日本剣道選手権大会連覇を成し遂げた熊本県警 西村英久 選手

    ■史上最年少の全日本剣道選手権大会優勝記録を持つ警視庁 竹ノ内佑也 選手

    1.西村英久選手の過去と現在を比較!2019年 vs 2009年

    小学校3年生より剣道をはじめた西村英久(にしむらひでひさ)選手は、学生時代から優秀な成績を収めてきた強豪選手だが、個人タイトルは意外にも少ない。しかし2018年・2019年(当時30歳・31歳)に全日本剣道選手権大会で 2 連覇を達成したことで同世代と明確な差を見せつけた。一瞬の隙をとらえる判断力、瞬発力に注目してほしい。

     

    Pick Up! 動画アーカイブ

    2009年と2019年の試合動画を比較!

     

    ■西村選手31歳 

    全国警察剣道選手権大会の準々決勝(2018年)

    動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/386

     

     

    ■西村選手21歳 

    大学3年生の関東学生剣道優勝大会の準決勝(2009年)

    動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/564

     

    見所ポイント

    ・学生時代から現在の剣風が完成されている。鋭い小手や隙を逃さない引き面は、当時から得意としていたようだ。長身の石川選手に対し、身長で劣る西村選手の戦い方にも注目してほしい。

    ・現在は警察官の西村選手。日々の厳しい稽古やハイレベルな試合などを経て、技にさらに磨きがかかっている。決勝打となる抜き面は一瞬の隙を逃さない判断力の高さがうかがえる一本である。

     

    <西村英久選手プロフィール>

    1988年生まれ。大分県出身。

    所属:熊本県警察

    出身高校:九州学院高等学校(熊本県)

    出身大学:筑波大学

    主な功績: 2009年度 全日本学生剣道選手権優勝/2014年度第62回全日本剣道選手権大会 3位入賞 /2015年第16回世界剣道選手権大会 個人戦3位/2015年度 第63回全日本剣道選手権大会 優勝/2017年度 第65回全日本剣道選手権大会 優勝/ 2018年第17回世界剣道選手権大会 優勝(団体)/ 2018年度 第66回全日本剣道選手権大会 優勝(史上3人目の2連覇達成)

    2.竹ノ内佑也選手の過去と現在を比較!2019年 vs 2015年

    3歳から剣道をはじめた竹ノ内佑也(たけのうちゆうや)選手は、小学校6年生の時には全国大会で個人戦準優勝、高校時代には全国高等学校剣道大会(インターハイ)団体戦や玉竜旗大会で2年連続優勝するなど輝かしい成績を残してきた。大学時代には全日本剣道選手権大会で初出場ながら史上最年少の21歳5ヶ月で優勝 を達成し、世界剣道選手権に日本代表として出場。剣道界を担う逸材として注目が高まった。

     

    Pick Up! 動画アーカイブ

    2019年と2009年の試合動画を比較!

     

    ■竹ノ内選手26歳 

    全国警察剣道選手権大会の準決勝(2019年)

    動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/546

     

     

    ■竹ノ内選手22歳 

    大学4年生の全日本学生剣道優勝大会の準決勝(2016年)

    動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/544

     

    見所ポイント

    ・全国警察剣道選手権大会は、全国高等学校剣道大会個人優勝、全日本学生剣道選手権大会優勝と常に同世代のトップを走り続けてきた畠中宏輔選手との対決。178cmの長身で警視庁に入庁後はより一層体に厚みを増し、たくましくなったが、スピードは冴えを見せている。圧力のある構えから繰り出される豪快な技のパワーには目を見張るものがある。

     

    ・筑波大学時代の試合動画は、高校の後輩である梅ケ谷選手との一戦。切れ味鋭いシャープな剣道に注目したい。

     

    <竹ノ内佑也選手プロフィール>

    1993年生まれ。宮崎県出身。

    所属:警視庁

    出身高校:福岡大学附属大濠高等学校

    出身大学:筑波大学

    主な功績:2013年 第61回全日本学生剣道優勝大会 優勝/2014年 第63回関東学生剣道優勝大会 優勝/2014年 第62回全日本剣道選手権大会 優勝/2015年 第16回世界剣道選手権大会 団体優勝 個人準優勝/2015年 第63回全日本学生剣道優勝大会 優勝/2017年 全国警察剣道大会/2018年 第17回世界剣道選手権大会団体優勝 個人3位/2018年/2019年 令和元年度 全国警察剣道選手権大会

    3.まとめ

    技や体力だけでなく、理合(りあい)、駆け引きが勝負のカギを握る剣道の世界では、経験豊富なベテラン勢の層が厚く、学生や20代の選手が頂点に立つことは至難の業といわれてきた。しかし、今回ご紹介した竹ノ内祐也選手の2014年優勝、さらに翌年の西村選手の2015年優勝からは6回中5回の優勝者が20代と若手が台頭してきた。その背景には全日本剣道連盟が開催する「剣道選抜特別訓練講習会」や「強化訓練講習会」によって若手がベテラン勢の質の高い剣道を体感する機会が増えたこともあるのではないだろうか。今後も、全日本剣道選手権大会での学生、若手の活躍が楽しみである。

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