『教士に訊く』原 忠生 教士
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『教士に訊く』原 忠生 教士
-守破離-技から心の剣道へ
北九州市・福岡神武館で小学校入学前から剣道を始め、剣道の基本を学ぶ。PL学園高等学校から鹿屋体育大学へ進学。川上岑志先生、谷口安則先生から指導を受ける。
平成5年から剣道特別訓練員(以下特練)に入る。特練では十分に稽古ができる環境があり、出稽古に行くわけではなく、毎回の稽古を必死に行った。特練1年目から試合に出場し初めての管区大会で6勝1敗の好成績を収める。その後、全日本剣道選手権大会や全日本東西対抗剣道大会にも出場する。
46歳で八段審査に初挑戦。自信はなく今までやってきたことを出すだけという気持ちで挑んだという。結果実技1次審査は合格したが、実技2次審査で不合格。その後、3回目の挑戦でも実技1次審査を合格。ここで「(稽古の)方向性は間違っていない」と思い込んでしまい、8回目の審査まで一度も実技1次審査を突破できなかった。
一般的には剣道強豪校に進学し、福岡県警察奉職後も試合で結果を残し、剣道のエリート街道を進んできたように見える原教士でさえ、八段審査合格には険しい道のりがあった。原教士はどのようにして八段審査に合格したのか、余すことなく語った。
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