『教士に訊く』佐藤 誠 教士
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『教士に訊く』佐藤 誠 教士
-守破離-技から心の剣道へ
佐藤教士は宮崎県高千穂町出身。地元のスポーツ少年団で小学校2年生から剣道をはじめた。進学した高千穂高校での稽古は非常に厳しく、ついていくのがやっとだったという。高校卒業後は兄と同じく兵庫県警に奉職した。
兵庫県警に奉職後すぐには、兄弟で特別訓練員になることを許可されなかった。佐藤教士は当時の監督である真砂先生の助言のもと、許可がおりる2年もの間、公休も特錬の稽古に充てていたという。この2年間は地獄のような辛さだったと佐藤教士は回想した。のちに機動隊に入隊し正式に特練員となったが、総当たりのリーグ戦では最下位争いをし、結果が出せず特錬員を下ろされそうになった。その後、阪神淡路大震災が起こり、稽古どころではない日々も続いた。
ここまで、決して順風満帆な剣道人生とは言えない佐藤教士であるが、多くの先生方との関わり、出会いを経て八段合格を果たした今、今後の目標についても訊いた。
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