『教士に訊く』井上 孝 教士

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『教士に訊く』井上 孝 教士

-守破離-技から心の剣道へ

東海大学卒業後、香川県で教員になった井上教士は、全国教職員剣道大会団体戦での優勝、全日本選抜剣道八段優勝大会に出場など活躍している。

井上教士は八段審査受審の際に、初太刀を打つことではなく、その前の段階の構えから攻めに意識を置いたという。しっかりと構えをつくり、無理せず剣先、気持ちで攻め、相手の陣地に入り込み打ち込むこと、または相手が打たないといけない状況をつくり出すことを意識していた。礼から2分、実質1分半前後の審査時間の中で、攻めを意識することで必ずチャンスは訪れると井上教士は語った。

井上教士には、高段位審査における審査員の着眼点についても訊いた。ぜひ、六段、七段の全国審査に挑戦している方にも見ていただきたい。
 


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