『ONLINE KENDO ACADEMY』村瀬 諒 第3回 前進後退正面素振り
『ONLINE KENDO ACADEMY』村瀬 諒 第3回 前進後退正面素振り
03 前進後退正面素振り
一拍子で打つことはもちろんだが、村瀬諒先生が一番意識しているのは、左拳の位置だ。
「竹刀を振ろうとすると、どうしても剣先が横に寝てしまったりパワーで振ろうとしてしまうのですが、左拳にポイントを置いて、振り上げるときは左拳を頭の上に持っていくという意識で行なうと、スムーズに上がるようになると思います」
村瀬先生が素振りのとき手の内の作用で特に意識しているのは、右手の親指。ここがゆるんでしまうと、剣先が下がらず力が入らない。振り下ろしたときに親指の指先がクッと入る(竹刀を押し込むような動作)ことで剣先が速く振り下りることにつながる。
重心については具体的な数字で解説する。「左に7、右に3、または左に7.5、右に2.5ぐらいの割合で体重をかけている」という。
「右足に重心がかかっている子が特に女子に多いんですけど、すると前に出るときには必ず重心が一度後ろに行ってからでないと出られないので、その分遅れるんです」
基本的な素振りだが、実戦に直結するチェックポイントがたくさんある。
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- NickThank you do much. This teacher is great!2023/02/21 22:30