ONLINE KARATE ACADEMY 月井新 - CHAPTER 9 組手編
ONLINE KARATE ACADEMY 月井新 - CHAPTER 9 組手編
反応されない刻み突き -カウンターを食らわない魔法の突き-
CHAPTER 9
【 GEN注目ポイント 】
刻み突きは、空手の技の中で最も速い技です。刻み突きの極まる確率を上げるには、次の方法があります。
➀ 顔の半分を突く。
左足が前に構えている相手には、顔の左半分の真ん中を突きます。指一本の幅だけ顔の中心から左側に突くだけです。
② 斜め下から突く。
通常よりもガードを低くして、若干斜め下から顎先を突きます。僅かに下から突くことで相手の反応が遅れるのに加え、距離も遠くまで突けます。
③ 親指を立てて構える。
構えた時に親指を上方に立てて構え、刻み突きを出します。突く時は親指をしっかりと握ることを忘れないでください。
④ 縦拳で突く。
縦拳で突くと、それだけで肘が開かないので相手の反応が遅れます。
しかし、効果的な突きは、鎖骨を飛ばすイメージで突くことです。おこりがなくなり、上体が拳に乗るので、相手の反応が遅れるだけでなく、距離も遠くまで突くことができます。これらの5種類の突き方の共通点は、相手の反応が遅れ中段を合わせられることがなくなることです。
逆構えの場合は、相手の鎖骨の上を拳を滑らすように突くと、相手は避けることができません。
オンライン空手アカデミー 月井新講師
毎週水曜日更新
2022年制作
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