杉田隆二の身体理論バイブル Vol.1 03/03
杉田隆二の身体理論バイブル Vol.1 03/03
■縦への移動■相手に悟られず前に出る■試合における入り方
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変化する常識と非常識
【 収録内容 】
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■杉田隆二紹介
身体理論の基本中丹田などの基本説明
(上・中・下丹田の位置と重要性を語る)
■突きについて
杉田隆二の教える突きは、意的に捻るのではなく、捻れてしまうものだ。力を抜くのと力が入らないは違う。
身体は捻るのではなく前後に使う八字立ちで両手突きを行う。身体を左右二つに分けて使う感覚を学ぶ。
自由に構えた姿勢から、頭が動かないように遠くへ手を出す。等
■構え
的を小さくする
自分の身体が相手から見て細く小さく感じられるほうが良いので、自分の両腕を伸ばして六尺棒を持ち、それに隠れるように構える。等
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■間合いについて
自分のバリアを知る
一番感じやすいバリアは、立っているときにバランスを取るバリアだ。人間自然と倒れるのを拒むように、これ以上倒れないために身体を元に戻そうとするところがひとつのバリアになる。等
■身体を浮かせる
横に動きながら浮く
インエッジで立ち移動する方向の足を浮かせる。筋力を使わなくても自然と横に移動することができる。そして手を前に構えて突きをする。等
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■縦への移動
前足と前手を一致させる
腰を落とした瞬間に前の突きと前足を同時に出し、一致させる練習を行う。 等
■相手に悟られず前に出る
前足は動かさない
前足から移動するときは前足は浮かせるイメージで脱力し、後ろ足はインエッジで立ち脱力する。前へ足を出したとき、前足の脱力により、後ろ足を滑らせるように前足に寄せる。等
■試合における入り方
空手の試合で地面を蹴らない、左右にぶれない、等速のあるき方で入るのがベストだが、試合となると外から見て強く見えるようにしなければならないし、スポーツの身体の使いで動いてきた人には難しいところのある。
いくつか入り方のコツをご紹介する。等
common sense←→no common sense
理工系の頭脳をもち、固定観念にとらわれることなく、
新たな視点で伝統空手を捉え、独自の身体理論を築き上げた男
それが杉田隆二その人である。
制作年:2007年