合気道田辺道場直伝!はじめての合気道:1時間目(後編)
2024/07/18
合気道田辺道場の五味田潤一が、初心者向けに合気道の基本動作を詳しく解説します。今回は、受身と足の運び方について学びます。
1.後ろ受身の基本
今回は後ろ受身の練習を行います。まず三角座りの姿勢になり、背中を丸めて顎を引き、体を守る動きを行います。後ろに倒れた後、戻ります。背中を伸ばさず丸めて倒れることで、衝撃を逃がします。次に右足を左足の下に入れ、左足の裏を天井に向けるようにして体を倒し戻します。この動きを繰り返し行い、体の動きに慣れていきます。膝立ちの状態を作り、顎を引いて後ろに倒し、戻って膝立ちに戻ります。滑らかに行うことで、衝撃を和らげることができます。
2.足の運び方の重要性
次に足の運び方を学びます。右半身の状態から始め、前足を後ろに引きながら膝立ちの姿勢を作ります。後ろ足に近すぎないように注意しながら膝を着け、体を倒し戻します。右半身に戻り、同じ動作を繰り返します。半身の形には、相半身(右半身同士)と逆半身があり、それぞれの状態に応じて技の動きが変わります。基本動作として、送り足、転回足、転換足を練習し、これらの足運びが技を行う上で重要な役割を果たします。上級者になっても基本動作は重要ですので、日々の稽古でしっかりと練習しましょう。