【開催レポート】全日本１位の末永真理選手が教える剣道上達キャンプ、参加者が技と体力精神力の向上を実感！

2023年春、滋賀県大津市にある東山堂 比叡山道場（スタジオ210）のオープンを記念して、その真新しい道場で 4月29日（祝）に第１回剣道上達キャンプが開催されました。

全国から集まった18名の剣道家たちは小学生から成人まで、剣道歴も様々。

そして当日の先生は、2022年 全日本女子剣道選手権大会優勝の末永真理選手。親しみやすい人柄も大変人気で、オンライン道場でも公式ナビゲーターをされています。オンライン道場では、着装や礼法など剣道の基本から技の解説、イメージトレーニング、そして親しみやすい関西弁でトークを繰り広げる「教えて！まり先生」のコーナーなど多彩にご活躍中です。

また、今回はモチベーションアップや目標達成のためのワークショップも開催し、講師には末永将大先生がご登壇。普段は真理先生の稽古やトレーニングをサポートしながら、精力的に活動されています。
 

剣道上達キャンプの最初には、末永先生からの挨拶があり、参加者たちはこれから始まるトレーニングと一流選手を目の前にした緊張の面持ちのまま、はじめに準備運動をかねたフィジカルトレーニングに取り組みました。

このトレーニングは一流選手のトレーニング内容を学ぶ絶好の機会であり、参加者たちは必死についていきながら、直接先生が参加者の技術と年齢にあわせ指導フォローしていました。

昼食の時間は、先生や参加者同士の談笑時間も設けられ、年齢や稽古環境を超えたつながりがうまれ、交流を深める時間となりました。

午後からは、上達型木刀を使った素振りの稽古が行われ、末永真理先生や末永将大先生が直接ひとりひとりを指導。足さばきまでも丁寧に指導され、参加者たちは自分の上達を実感することができました。

その後、メンタルトレーニングが行われ、参加者たちはモチベーションアップや目標設定、目標達成について、ワークショップ形式で参加しました。剣道に必要な心持ちや捉え方を改めて意識することができた、という参加者のお声がありました。

そして、一流選手との交剣知愛互角稽古では、真剣勝負に挑戦し、緊張感あふれる稽古となりました。間近で見る一流選手の打ち方を見ることができた参加者たちは、貴重な経験になったと喜びの感想を述べていました。

終了間際には、サプライズでサイン会も行われ、参加者たちは大喜び。色紙や防具にサインをしてもらいながら、ここでも末永真理先生、末永将大先生と個別に言葉を交わしていました。

参加者たちはこのキャンプを通じて、剣道の技術や精神面で多くを学び、大変満足した様子で、「一流選手と真剣勝負でき、トレーニング方法も役立った」「体幹トレーニングはこれからも続けていきたい」などの声がたくさん聞かれました。

今回初開催だった、この末永真理先生 剣道上達キャンプは大好評となりました。一人でも多くの剣道家と交流し、剣道や武道の精神を広げ社会貢献するため、今後も開催されることが決定されています。