ONLINE KENDO ACADEMY 村上雷多

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村上雷多先生 ー 体格を活かした豪快な正統派剣道で勝負する剣道家。 

北海道伊達市出身。

兄の影響で3歳より剣道を始め、伊達網代道場で毎日厳しい稽古を積み、

全国道場少年剣道大会(旧:全日本少年剣道錬成大会)・中学生団体の部で優勝。全国中学校剣道大会でも好成績を収める。 

高校日本一を目指し神奈川県の名門、桐蔭学園高等学校へ進学。

高校では日本一の目標を達成することができなかったが、大学では剣道を専門的に学べる筑波大学へ進み、全日本学生剣道優勝大会で優勝を経験。学生剣道界を代表する選手となった。 

教員の夢を実現すべく、大阪体育大学へ就職し剣道部監督に就任。

大阪体育大学を日本一に導くべく指導をおこなっている。 

そして、自身としても全国教職員剣道大会・団体優勝、全日本剣道選手権への出場(2018年度ベスト16)。

現在は、世界大会日本代表を目指し修行を続ける。 

 

今回のGEN ONLINE KENDO ACADEMYでは、村上先生に基本的な着装から素振り、 面を付けての講義では切り返しや基本打ち、応用技など、わかりやすく説明、実演。


記 GEN編集部 O


 

1.オープニング (一般公開)

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!

 

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/294

 

・村上雷多先生(30歳 ※取材時)剣道歴27年

・剣道を始めたきっかけ。

・北海道で過ごした少年期。小学4年生の時に「日本一」を意識するようになった。

・「思い出の試合は?」負けた試合を回想。その原因とは??

・苦悩を乗り越えられた、その当時の先生の一言とは??

・教員か警察官か・・・ 決断の決め手は

・指導で心がけていること。試行錯誤の毎日。

・全日本選手権、日本代表候補合宿について・・・ 、村上雷多先生の過去、そして、未来を語ってもらいました!

 

2.着装について

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第2回は「着装について」!

 

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/496

 

剣道をはじめた小学生の頃は、村上先生の兄が防具を付けるしぐさを見て、着装を学んだという。

他人の刺繍の入ったもらい物の防具や剣道着袴は使用せず自分のものを使用するこだわりをもつ。

超簡単な防具の手入れ方法! 一流選手の面付けを、ノーカットでご覧ください!

 

3.前進後退の正面素振り

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第3回は「前進後退の正面素振り」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/497

 

村上先生が教える、基本中の基本、正面素振りの心得。

正しい構えから、振りかぶった時には剣先を下げず、目の前に相手をイメージして振り下ろすという。

手の内、足さばき、力の入れ具合など細かいポイントを実践を交えながら解説している。

実践を意識した素振りで、これを見ればあなたの素振りもレベルアップ!!

 

4.上下素振り

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第4回は「上下素振り」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/498
村上先生は、素振りのなかで上下素振りを最初にすることが多く、すり足の幅と竹刀の振りを大きく行う。
その際「床近くまで剣先を振りおろすと同時に、手首の力を抜き、しっかり手首を伸ばす」ことを意識して、
ゆっくり大きく行うことがポイントだ。
上下素振りが、最初に行う素振りであることが多いという意味も考え、正しく出来るようにすることがまずは重要だ。

5.左右面素振り

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第5回は「左右面素振り」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/499
「一番意識することは刃筋正しく振ること」と語る村上先生。
その為には、左面を斜め45度で打ち、通ってきた軌道で頭の上まで戻り、手首を返して右面を斜め45度で打つ。
切返しにつながる基本動作であることも意識していると話す。

6.構え

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第6回は「構え」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/500

構たとき、体が大きく見えいるように工夫し、相手に威圧がかかるように意識をする村上先生。
左手の握りを少し内側に絞ることで脇を締め、重心を少し左足にかけ、すぐに相手に反応できる構えをする。
村上先生のどっしりとした構えの秘密を余すところなく解説。

7.礼法

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第7回は「礼法」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/501

学生との稽古で正しい礼法を意識し指導をする。
蹲踞は腰を下ろすとき立ち上がるとき、素早く行うのではなく、あえてゆっくりと行っているという。
堂々とした礼法を実演を交えながら解説する。

8.大きく面打ち

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第8回は「大きく面打ち」!

 

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/502

遠間から一歩入って面を打つ際に、入りすぎて間合いが近くならないように心がける。
打突の後は、速く体を前に出して抜けていくことがポイント。
また足を継がずに行う、大きな面打ちの解説と実演も収録している。

 

9.小さく面打ち

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第9回は「小さく面打ち」!

 

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/503

小さく打つ面打ちは実戦でよく使う技である。
打突も重要だが、村上先生が意識しているのは間合いの詰め方。
打突の際に相手に悟られない工夫が必要だという。
試合さながらの緊張感ある実演をぜひ見て欲しい。

 

10.小手打ち

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第10回は「小手打ち」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/504

小手を打つためには相手の手元を上げさせなければならない。

その為に村上先生は、面を攻め手元を上げさせ小手を打つ。

具体的には、大きく振りかぶり相手に面と錯覚させるという。

大きく速い村上先生の打突を参考にしてほしい。

 

 

11.基本の突き

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第11回は「基本の突き」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/505

面、小手、胴に比べ、有効打突にするのが難しい突き。

基本的な打ち方として村上先生は、構えた状態のまま体の運びで打突するという。

実戦的な突きは「16. 諸手突き」で紹介する。

12.小手面打ち

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第12回は「小手面打ち」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/506

理想は、小手も面もコンパクトに強く打てることではあるが、まずは正しく打つことが重要であると解説する村上先生。
小手打ちの後の左足をしっかりと引き付けることが次の面打ちにつながる。
実演しながら丁寧に解説しているのでぜひ見ていただきたい。

 

13.引き面

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第13回は「引き面」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/507

村上先生が試合でよく決めている印象のある引き面。
打突のポイントだけでなく、引き面を決めるための戦略も惜しみなく解説している。
引き技が苦手な人はもちろん、極めたい人にもおすすめのコンテンツとなっている。

14.出ばな面

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第14回は「出ばな面」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/508

高段位の審査でも評価を得られる出ばな面。
技術ではなく、まずは気持ちの面で勝っていないといけないと村上先生は話す。
踏込みについては、飛び込み面とは違い相手が出てくることも考慮して小さく踏み出す。

15.相小手面

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第15回は「相小手面」!

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/509

高段位の審査でも評価を得られる出ばな面。
技術ではなく、まずは気持ちの面で勝っていないといけないと村上先生は話す。
踏込みについては、飛び込み面とは違い相手が出てくることも考慮して小さく踏み出す。

16.諸手突き

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第16回は「諸手突き」!

 

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/510

突きを実戦で使うのは非常にリスクが高い。
村上先生も、実戦で突きを使うときは、出頭を打たれないためにつ突くまでのスピードを速くすること、
外れたときに後打ちを打たれないように「突く」ではなく「打つ」イメージで稽古に取り組んでいるという。
村上先生の「打つ」突きをご覧ください。

 

17.切り返しの心得

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!第17回は「切り返しの心得」!

 

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/511

剣道の基本がすべて詰まっていると言われる切り返し。
村上先生は大きく、速く、強く、リズムよくを意識している。
また、指導者として元立ちの際には、相手のよい打突を台無しにしないように引き込むように受けている。
村上先生のきれいな切り返しはぜひお手本にしてもらいたい。

 

18.エンディング

オンライン道場GEN剣道コンテンツ。有名選手、有名指導者が実演をしながら技術指導を行う「ONLINE KENDO ACADEMY」村上雷多先生編!

 

動画はこちら→https://gen-universe.com/ja/video/1400

村上先生は、学生への指導をする際には、それぞれの個性を伸ばしながら
正しい剣道に導くことを意識しているという。
そのため、自身の剣道での経験を押し付けることはしない。
最後には視聴者の皆さんに向けてメッセージをいただいた。

 

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